白老町行財政改革推進計画(令和3年度から10年度の8年間)は、令和5年で3年目に入ります。その間、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るうなど、人々の行動態様や生活様式に大きな変化をもたらしました。これまで大きな課題となっていた人口減少と少子高齢化が進む中で、限られた職員数でも、さらなる業務効率化と新たな行政サービスの拡充が求められています。
行政改革は単に業務や経費を削減するだけでなく、手法や体制、新技術の導入などによって効率化を図り、町民の皆様にとって利便性の高い、利活用される行政サービスの向上への取り組みです。
令和5年度行財政改革推進計画実施計画の重点項目
重 点 | 項 目 | 取 組 内 容 |
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1 民間との協働 | (1) 業務委託 (2) 指定管理 (3) 庁舎改築 (4) 協働推進 |
◦業務委託の拡充検討と委託効果の向上 ◦指定管理者指定施設の更新準備 ◦PPP/PFI手法導入優先検討 ◦地域コミュニティ基本指針によるアクションプランの策定 |
2 町民サービスの向上 | (1) 地域情報化 (2) DX(ICT)推進 (3) 住民サービス (4) 手続の簡素化 (5) 人材育成 (6) 公共施設の最適化 |
◦地域情報化による受発信の強化 ◦白老町DX(ICT)推進計画の策定 ◦オンライン申請、キャッシュレス決済の準備検討 ◦押印廃止の明確化 ◦情報共有と事務処理の適正化 ◦職員研修の充実(能力向上) ◦女性活躍、障がい者雇用の推進 ◦普通財産の活用と売却促進 ◦公共施設の利用促進と適正配置計画の策定 ◦庁舎改築基本計画の策定 |
3 財政健全化 | (1) 健全財政 (2) 財源の確保 |
◦財政指標の進捗管理 ◦財政規律の遵守 ◦ふるさと納税の強化 ◦新たな補助金の活用 ◦債権管理の適正化 |
※ PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ):行政と民間との連携により公共サービスを提供すること
※ PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ):PPPの一手法で、低廉かつ良質な行政サービスを促進する民間技術を活用すること
※ DX:デジタル技術を活用して生活や業務を改善すること
※ ICT:デジタル化された情報の通信技術のこと
取組みの詳細はPDFファイルをご覧ください。
※白老町行財政改革推進計画(令和3年度から令和10年度)については下記のページをご覧ください。